Deep Purple / ディープ・パープル

バンド紹介

deep purple


ディープ・パープルはレッド・ツェッペリンと並び、イギリス60〜70年代のハードロックシーンの最前線で活躍していたあまりにも有名すぎるバンドだ。

音楽にあまり興味がない人でも、Smoke On The Waterのメインリフを聞いたことがない人はほとんどいないだろう。後世にも色々な人がパープルの曲をカヴァーしている(Mr.BIGのBURNなど)。

そういや松浦亜弥がプリッツのCMで替え歌をしていたな。あれにはめちゃくちゃ腹が立った。「おいプロデューサー!お前はパープルを馬鹿にしているのか!」、と。

CMといえば、缶コーヒー「BLACK」のCMで使われているのは「Black Night」という、これもパープルの曲である。

まぁそれはそれとして、俺は高校時代はほとんどこのディープ・パープルと、あとはヴァン・ヘイレンのコピーばっかりして過ごしていた。そのためか、今でも俺のドラムの中にはハードロックの血が流れ続けている。

イアン・ペイスは左利きで、ドラムセットも完全に配置が逆である。そしてとても一つ打ち(右左交互にダダダダダと打つこと)が早いので、高校生のkotaにとても完全コピーなどできるわけもなかったが、ロックをやる上での基本的なフレーズやフィルインなどをたくさん学ぶことが出来た。

ロックってどんなんだ?って悩んでる小学生に会うことがあったら、迷わずマシン・ヘッドのアルバムを俺は渡すと思う(笑)でも、それほどに(ハード)ロックの原型を作ったバンドであると思うのだ。

メンバー

ヴォーカル ギター ベース ドラム キーボード
第I期 ロッド・エヴァンス リッチー・ブラックモア ニック・シンパー イアン・ペイス ジョン・ロード
第II期 イアン・ギラン ロジャー・グローヴァー
第III期 デイヴィッド・カヴァーデイル グレン・ヒューズ
第IV期 トミー・ボーラン

ディスコグラフィー

第I期
  • Shades Of Deep Purple(1968)
  • The Book Of Taliesyn(1969)
  • Deep Purple(1969)
  • Concerto For Group And Orchestra(1970)
第II期
  • Deep Purple In Rock(1970)
  • Fireball(1971)
  • Machine Head(1972)
  • Live In Japan(1972)
  • Who Do We Think Are(1973)
第III期
  • Burn(1974)
  • Stormbringer(1974)
第IV期
  • Come Taste The Band(1975)
第II期メンバーの再結成期
  • Perfect Strangers(1984)
  • The House Of Blue Light(1986)
その後、近年のディープ・パープル
  • Slaves And Masters(1990)←Vo.ジョー・リン・タナー
  • The Battle Rages On(1993)←Vo.イアン・ギラン
  • Purpendicular(1996)←Vo.スティーブ・モーズ
  • Abandon(1998)←Vo.スティーブ・モーズ
その他(ライブ版、ベストなど)
  • 24 Carat Purple(1975)[II期Live]
  • Made In Europe(1976)[III期Live]
  • Last Concert In Japan(1977)[IV期Live]
  • Power House(1977)[II期Live]
  • Purple Roll(1978)[I期・I期Best]
  • New Live And Rare(1980)[未発表曲集]
  • Deep Purple In Concert(1980)[II期Live]
  • Deepest Purple(1980)[Best]
  • Deep Purple Live In London(1982)[III期Live]
  • Nobody's Perfect(1988)[再結成後Live]
  • Come Hell Or High Master(1994)[再結成後Live]
  • Deep Purple Live At The Olympia'96(1997)[モーズ加入後Live]
  • Purple Chronicles(1999)
  • In Concert With The London Symphony Orchestra(2000)
  • Live At The Rotterdam Ahoy(2001)
  • Royal Philharmonic Orchestra(2002)

もっと詳しく知るためのリンク集

管理人のオススメ曲

Smoke On The Water (Machine Head)

冒頭でも触れたように誰もが耳にし、そして記憶に残る、ザ・名曲。

俺は16ビートをこの曲で知りました。最初は「ドドタドドドタド」と足が踏めなくて苦労したなぁ。懐かしいなぁ。ああ。

歌詞は今でもよくわからないんだよな。フランク・ザッパがどうこう言ってるし。王様っていうパロディばっかりやってる奴が「湖〜上のけむーりー 火の粉がパチパチ〜」とか歌ってたけどよけい意味わかんないよな。でもやっぱり名曲だよ。何度聴いても飽きない。


Highway Star (Machine Head)

俺は高校時代のバンドで通算6回もこの曲をやりました。。。最後の方はみんな巧くなってきてアレンジとかしてたけど、よくも飽きずにやったなぁ。だって飽きなかったんだもん。

イントロのベースが高速で下がっていくフレーズのところ、スコア通りにやっても全くそれっぽくならなかったなぁ。後で聞いたところによると、あそこはベース巧い人でもかなり難しい部分らしいね。


Lazy (Machine Head)

いやぁ、パープルの話になるとどんどん紹介したい曲が出てくるなぁ。マシン・ヘッドだけでも既に3曲目だわ。

この曲はハモンドオルガンがめちゃくちゃかっこ良くていつかやりたいなぁと思ったままになってます。てか高校ん時の俺じゃ絶対たたけなかったし。ボーカルずっと暇だろうし。今改めて聴いてみてるんだけど、、、やっぱ、、、かっけぇよぉぉぉ!!!


Spead King (Deep Purple In Rock)

そのタイトル通りスピード感あふれる曲でこれも俺らのライブでの定番曲でした。中間のキーボとギターのかけひきのソロが難しくて全然合わなかった思い出があるなぁ。でもあれは俺がいきなり原曲+30くらいテンポあげて突っ走ったのがいけなかったんだろうなぁ… 今になって思うと。


Child In Time (Deep Purple In Rock)

このころプログレという言葉があれば、もしやそっちに分類されたのでは?というような、すごく考え抜かれた構成と重量感を持っている曲。キーボードのフレーズが特にかっこ良くて、メインのベースによるリフの合間をすごい気持ちよく埋めてくる。中間の「ダッ ダダダダッ ダダダダッ ダダダ ダダダダダダ(知ってる人は、あーあそこね、ってなるはず)」っていうキメのところで鳥肌がゾワーーってくるんですねー。


Black Night (アルバム未収録)

一昔前、缶コーヒー「ブラック」のCMで使われたので、もしかしたらスモークオンザウォーターと同じくらい知名度があるかもしれないこの曲。これもまたリフがわかりやすい!覚えやすい!口ずさみやすい!!

でもギターソロはかなり難しいらしい。まぁリッチーのギターソロなんてペンタトニックばっかだから慣れればそれらしいのは弾けるようになるんでしょうけど。


Fireball (Fireball)

余談ですけど、この曲の一番最初に聞こえる音ってなんだかわかる人います?俺の予想だと重厚なエレベーターが開いた音だと思うんですけど・・・

まぁとにかくこの曲はドラマーなら「うわっ!かっこぇぇ!やりてぇ!!」と三拍子揃ってしまうような曲なんですね。2バスの高速ドラミング。あんまりディープ・パープルには2バスでドカドカやってるイメージがない人が多いんで、そういう人にはちょっと衝撃かもしれません。


Burn (Burn)

最後の紹介はこの曲にしましょうかね。一曲全部ドラムソロで有名なバー・・・・・え?そんなことないって?

でもこれさ、ほんとにドラムソロだよ。たぶん一度も聴いたことない人に聴かせたって「ドラム・・・すごいねぇ」という感想だと思うよ。俺高校の時、この曲やってる途中でスネアのヘッド破いたもん。ほんとだよ。曲やってる最中にスネアのヘッド破いたのなんて、あの時しかないし。ほんと、イアン・ペイス、、、すげぇなぁ。尊敬するよ、今でも。


Anya (The Battle Rages On)

最後とかさっき言っちゃったけどもう一曲。みんなあんま知らないだろうなぁってやつを紹介しちゃいます。後期ディープ・パープルでイアン・ギランが復活したときのアルバム、紫の聖戦に入っているこのアンヤという曲。

−−−−−−−めっちゃ、かっこいい!!!−−−−−−−

とにかく、「これを聴け!!!」            よし。決まった。


(2006.4.7 kota)

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