kotaの一人旅行記 〜part 1 「出発するまで」〜
2006年、8月14日〜17日にかけての4日間、kotaは自身初の一人旅に出かけました。
青春18きっぷを使った鈍行列車の旅。
その行程は、約2000キロに及ぶ長丁場でした。
まずは、そのような旅をするに至った理由などから、出発前夜までの話をさせていただきます。
そもそも、この旅行記は自分が自分のために、思い出を忘れないように、という目的で書いていますので、あまり面白いものではないと思います。
これから読み進んでくださる皆様、過度のご期待はなされぬように・・・。でも、一人旅がいかに楽しいかは伝えたいなぁ、と思います!
▲青春18きっぷ。まだあと一回だけ使える。
旅を思い立ったきっかけ
今回の旅を思い立ったのは、「一人旅でまだ行ったことのないどこかへ行ってみたい」というかねてからの思いと、「佐賀の星はきれいだ」という先輩の話の、2つが混ざったことが理由でした。
(佐賀かぁ、、、とんでもなく遠いけど、俺はまだ九州には行ったことがないし、時間にゆとりがある一人旅できるのなんて今年で当分できなくなるだろうしなぁ・・・。行っちゃうか!!)
というわけで、旅の目的地を「佐賀の先輩のおうち」に定め、一人旅をすることを決意したのであります。
とまぁ、先ほどから一人旅、一人旅と繰り返してますが、実は当初は一人旅にこだわっていたわけではなかったんです。
誰か一緒に佐賀まで行く人がいれば、一緒にいけたらなぁ、とも思っていたわけなんですが、、、
佐賀まで一緒に着いてきてくれるなんていう友人はやはりおらず、
結局、一人旅になってしまったわけです。
まぁ、当たり前でしょう。福岡ならまだしも、「佐賀」ですからね。
S・A・G・A・佐賀。
▲佐賀がなければブレイクしなかったであろう男。
東京を出発
一人旅の計画をしたためながら、東京を出発したのは8月11日の夜8時。
しかし旅のスタートはここではありませんでした。東京(サイタマだけど)を出発し、まずは家族そろっておばあちゃんの家を目指します。
まぁ、つまり盆休みの帰省ですね。クルマで京都・宇治市にある父親の実家に向かいます。
最初は親父が運転していましたが、金曜の夜だったので仕事の疲れがあり、中央道に乗ってすぐ談合坂SAからは俺が運転することに。
約450kmを運転して、京都についたのが朝の5時。疲れました。
寝て起きてその日(12日)は、親の大学からの友達同士で行われた飲み会へ。
毎年のように集まって酒を飲み交わす、そういう友達づきあいがとてもうらやましい感じです。俺も大学を卒業しても、そうやって飲み交わす仲間を作りたいなぁ、と昔から思っていましたが・・・たぶんたくさん出来ました(笑)ていうか、みなさん、これからも長くお付き合いください(m_ _)m
その飲み会は、京都駅近くの中華料理屋さんであったんですが、俺はビールと紹興酒を飲みまくって、だいぶ酔いました。
酔い覚ましに散歩していたときに撮った一枚。
▲京都駅が大きく改装されてからはめっきり存在感が薄くなりました。
東京に「東京タワー」があるように、京都にも「京都タワー」があるんですよー!あまり背も高くなくて、独特な形のこのタワーがkotaは結構好きだったりします。
次の日(13日)は、昼ごろに京都をでて、今度は母親の実家がある大阪へ。大阪ではおじいちゃんの傘寿のお祝い(80歳のお祝い)会があって、何故かこれも中華料理屋で。
ただでさえ中華なんてバーミヤンでくらいしか食べないのに、二日連続で中華を食べるというのはさすがにきつかった。。。
でもそこのお店はかなり豪華で、中華のくせに、フレンチのフルコースよろしく一品一品順番に運ばれてくるので、なんとか食べれてしまった!しかも、紹興酒が前日に飲んだものより断然おいしかった!
紹興酒というのは、本当に値段に比例しておいしくなるのだなぁ、と思いました。
その日は大阪のおばあちゃん家に泊まり、次の日の朝・・・ついに一人旅のはじまりです!
というわけで、kotaの一人旅は大阪から始まったわけなんです。
それでは、次のページへどうぞ!