kotaの一人旅行記 〜part 3 「広島→下関」〜
大女優に会ってしまったうれしさで顔をほころばせながら、広島駅を出発。さらに西を目指します。
山口県岩国市で友達と会う
着いたところは、岩国。山口県に入ってすぐの、大き目の街です。
ここでまた下車します。なぜなら、ここに大学の友達の実家があり、その子が今ちょうど帰省中だということで会う約束をしていたからです。
岩国にある観光地といえば、「錦帯橋(きんたいきょう)」です。ということで、早速その子に錦帯橋に連れてってもらいました。
あっ、、、、、、。
錦帯橋の写真撮ってくるの忘れた・・・
というわけで写真は他のところから適当にひっぱってきましたが、こんな場所です。
▲錦川にかかる橋だから錦帯橋なんですね。
この橋は、日本三名橋の一つだそうです。あとの二つは、東京・日本橋と、長崎・眼鏡橋だそうです。
日本橋は今では真上を高速が走ったりしてて全然景色のいいところじゃないですけどね。でも、その高速を地下に埋めて、日本橋を観光地として復活させようプロジェクトがあるという話も聞いたことがあります。
入橋券を300円で買い、反対岸へ。
向こう側は、岩国城へ向かうロープウェーとか、シロヘビの観覧施設だとか、佐々木小次郎の銅像なんかがあった。
佐々木小次郎は、宮本武蔵と巌流島で決闘した人として有名だけれども、この岩国生まれという説があるからここに銅像があるらしい。でも、現在では福岡県生まれの説が有力だとか。哀しいかな、岩国よ。
特にすることもないので、ソフトクリームを食べながら、ひとしきり日本の純文学についての話をして、戻ることに。
帰りのバスを待っていたら、変なものを見つけた。
▲なんでこんなところにこんなバスが?
聞くところによると、最近「ヤング島耕作」が出てから、島耕作が岩国出身であることが明らかになったらしいのである。
というかそもそも、島耕作の作者が岩国出身らしい。
でもだからといって、それをバス会社があやかったところであまり意味がないと思うのだが・・・。
駅に戻ると、まだ予定の電車までに時間があったので本屋によることに。本屋は「FUJI GRAND」というスーパーの中にありました。「FUJI」というスーパーはこっちの方にしかないらしい。。。
で、文学少女のその子のススメで、三島由紀夫の「金閣寺」を買う。あと「江戸川乱歩 傑作集」と、俺の好きな作家、岡嶋二人の名作「クラインの壷」をもう一度読みたくて購入。
三冊買って外に出ると、すでに予定の電車の時間。。。
(ああ、間に合わなかった・・・)
というわけで、仕方ないのでミスドで時間をつぶす。一本乗り遅れると、次が30〜40分待ちなんだよね、ここらへんは。
20:45 岩国 → 徳山 21:51 <<山陽本線 各停>>
21:53 徳山 → 下関 23:44 <<山陽本線 各停>>
わざわざ観光に付き合ってくれた彼女に感謝と別れを告げつつ、やっときた電車に乗り込む。
到着時間と街の大きさを鑑みて、下関で宿を探すことに決定する。
下関で宿泊
ここらへんの電車は、もう本当に夜になるとガラガラ。山手線などの、東京でよくある電車と違って、地方の電車はボックス席(バスのように前向き2人がけみたいな椅子で、それが2個ずつ向かい合って席になっている)のある電車が大半なのだが、全然回りに人がいないため靴を脱いで足を向かいの椅子に投げ出しても誰も怒らない。
そんなくつろいだ状態で、3時間くらいの行程を、うたた寝したり、さっき買った三島由紀夫の金閣寺を読んだりして過ごした。
▲着いたところは本州の西端、下関。
上の写真でも見えるように、次の駅、門司[もじ]は、もう九州です。ここが本州の最後の駅なのね。
思い足取りで駅を出る。とりあえず駅前の歩道橋の上にあがって、近くにどんなホテルがあるか見る。本当はあの東横インがあればそこに泊まって、何かのネタになるかなぁ、などと思っていたがないので仕方なく、
(名前の似ている)東急インへ。
一番安い部屋でも、6825円だという。でももう他を探すにも面倒くさく、とにかく疲れたので決定。
▲お部屋。
こうして、一日目が終了した。
一日目 まとめ
- ●行程
- ・・・ 千里丘 → 下関(551.2km)
- ●支出
- 青春18きっぷ \11,500
- 宿泊費 \6,825
- めし代 \2,099
- 交通費 \780
- その他(コインロッカー、本、インスタントカメラ等) \3,437
- 小計 \24,641